- チームの組織力の強化するためには?
- バックアタックを上手く活用したい
- 格上の相手に対してもパフォーマンスを発揮する方法は?
- 上級者はみんな行っている技術アップの秘訣とは?
バレーボールはチームスポーツであるため、個人の技術を磨き上げても勝てるとは限りません。
試合で勝ち進んでいくためにはチーム力を上げていくことが大切になります。
ここでは、チーム力を上げる方法について紹介していきます。
チームのディフェンスシステムを構築しよう
強いチームを作り上げていくためには、チームの組織力の向上が大切です。
守備システムを構築することで、チームの守備力が格段に向上します。
守備システムの構築とは、相手の攻撃に合わせて守備ポジションを決めて対応するという事です。
強いチームになっていくほど、試合中でも相手の選手の特徴に合わせて守備ポジションを変えるなど対応力が高いのが特徴です。
初めは、監督やコーチにアドバイスをもらいながら守備位置を決めていき、この対応が選手だけでも出来るようになってくると、試合中でも対応が可能となり強靭なチームに仕上がっていきます。
守備システムについては、下記の記事でも紹介しているので参考にしてみてください。
バックアタックの活用方法(攻撃枚数の確保)
バレーボールにおいて、攻撃に参加できるのはフロントの選手のみですが例外的に攻撃できるのがバックアタックです。
バックアタックの種類は2種類あり、2種のバックアタックを効果的に使う事で攻撃枚数を常に3枚以上そろえることができるため数的有利な状況を作ることができます。
- pipe(パイプ攻撃)
パイプ攻撃とは、セカンドテンポでのバックアタックです。
一般的なフロントサイドの選手の攻撃との時間差攻撃として利用されることが多いです。
- bick(ビック攻撃)
ビック攻撃とは、ファーストテンポでのバックアタックです。
フロントサイドの選手とほぼ同じタイミングで攻撃に参加する攻撃になります。
2種類のバックアタックを使い分けられると攻撃の幅、バリエーションを増やせるため意識してみてください。
バックアタックの活用方法については、下記の記事でも紹介していますので参考にしてみてください。
バレーIQを高める要素
バレーIQとは、得点につながるプレーを考える力です。
バレーIQを高めることで、試合中の対応力が増し安定したパフォーマンスを発揮できるようになります。
今回は、サーブに着目し一部紹介します。
サーブにおいてバレーIQを高めるために大切なのは、どこを狙えば相手の守備陣を崩せるのか(相手目線になって弱いポイントを探す)を考えることです。
サーブで狙うべきポイントは大きく3か所あります。
・コートの角
・レシーバー同士の間
・セッターの出どころ(相手のセッターが後衛の場合)
上記のポイントを意識することで、サーブの効果率(相手レシーブを崩す確率)が上がってきますので狙っていきましょう!
サーブにおいてバレーIQを高めるために狙うべきポイント、サーブの練習方法については下記の記事でも紹介していますので参考にしてみてください。
試合後に見直すべきポイント
試合後の勝ち負けだけにフォーカスしていませんか?
実は試合に勝つことよりも、負けたときの方が価値が大きいです。
理由は、負けた原因(現状の課題)が多く詰まっているためです。
即ち、試合での負けは最大の成長材料であり、大きく成長するチャンスです。
試合後に見直すべきポイントは、失点につながったプレーに着目し改善できる点を洗い出しすことです。
試合中のスパイクにおける着目する改善例は下記4点です。
- スパイクをネットにかけなかったか?
- スパイクをアウトにしていないか?
- スパイクをシャットアウトされていないか?
- スパイクをレシーバーの正面に打っていないか?
上記の項目は、相手チームに流れを渡しやすい項目ですので反省の際は着目してみてください。
試合後の見直すべきポイントについては、下記の記事でも紹介しているので参考にしてみてください。
試合で勝つための力をつけるために
今回は、バレーボールの基礎が固まってきた人に向けて更なるレベルアップのための方法を紹介させて頂きました。
- ディフェンスシステムを構築しよう
- バックアタックを活用しよう
- バレーIQを高めよう
- 試合の振り返りと課題の克服を意識しよう
監督やコーチから指示をもらうだけでなく、自ら考えて行動できるかどうかが大切なポイントです。
この記事を参考に、より強いチームを作ってください。