この記事を読むと、
- 6人制バレーボールのルールについて理解できる
- 9人制バレーボールのルールについて理解できる
- 6人制バレーボールと9人制バレーボールの大きな違いについて理解できる
などの効果が期待できます。
バレーボールには6人制と9人制の2種類あることはご存じでしょうか?
同じバレーボールですが、同じ感覚でやってしまうと反則になってしまう部分がいくつかあります。
そんな6人制バレーボールと9人制バレーボールのルールについて紹介していきます。
6人制バレーボールのルール
6人制バレーボールと聞くと馴染みが無い方も多いと思いますが、テレビ中継でもよく目にする一般的なバレーボールになります
簡単なルールの説明になります
- 使用するボールは5号球(直径21cm、260g)
- ネットの高さは、2m43cm
- 25点×3セットマッチ
9人制バレーボールのルール
9人制バレーボールの方は聞いて、ピンとくる方は少ないのではないでしょうか
名前の通りコート内に9人入ってバレーを行う競技になります
簡単なルール説明になります
- 使用するボールは5号球
- ネットの高さは2m38cm
- コートの幅10.5m、長さ21m
- 21点×3セットマッチ
- コート内はフリーポジション
- サーブは1度まで失敗してもOK(ネットインは禁止)
簡単ですが以上になります。
9人制の特徴としては、コート内ではフリーポジションであるため攻撃に特化した構成、守備に特化した構成などチームの特色によって様々であることです
また、ローテーションもないため攻撃に専念する選手はずっと前衛に置いておくなど、6人制よりも個々の特徴を生かせるようなポジショニングすることができます
最後に6人制と9人制のルールを比較しながら大きな違いについて説明していきます!
6人制バレーボールと9人制バレーボールの違い
6人制の場合と9人制の場合でのルールの説明を行ってきましたが、ここでは実際に比較して大きく異なるポイントをかいつまんで説明していきます
- 4回のメンバーチェンジが可能
- ブロックも接触回数に数える
- ブロックの際のオーバーネットが禁止
- サーブは1度までやり直しが可能
- ネットプレーにて同一選手が2度触れることができる
- パッシングのルール違反が無い
上記6点について細かく解説します!
1. 交代者がベンチに下がる場合は、他の控え選手の誰とでも交代が可能です
6人制の場合は6回まで可能ですが、一度交代した選手は同じ選手としか交代できません
2.ブロックも接触回数に数えるため、速いテンポでの攻撃になります
テンポとしては、相手のスパイクに対してのブロックが1回、次に触るときは二段トスとして自陣のアタッカーにトスを上げるのが2回目、最後にアタッカーが打つことで3回といった形になります
6人制の場合はブロックは接触回数に数えないため、レシーブが1回目、トスが2回目、スパイクで3回といった形となります
3.ブロックの際のオーバーネットは禁止で、ネットから相手側のコートに手が出ている所でボールに触れたら反則になります
そのため9人制の場合のブロックは相手側の方に出すのではなく、上に出す形のみが許されているため6人制のように厳しくブロックはできないルールになっています
4.サーブは一度まで失敗が許されます
一本目は強めのサーブを打ち込み、失敗した場合は2本目のサーブは緩めのサーブを打ち込みます
形としてはテニスに似ていますね!
5.ネットプレーを利用して、一人の選手が2度ボールに触れることができます
体勢が苦しい場合や、ボールの質が悪い場合などは一度ネットに当てて体勢を立て直してからトスアップにつなげる選手もいます
6.パッシングのルール違反が無い
9人制バレーにおいてはセンターラインは無く、ネットを超えてしまっても相手の選手のプレーを妨害しなければ反則になりません
以上になります。
この記事を読んで何か抱えている問題や課題解決きっかけとなれば嬉しいです!