この記事を読むと、
- 高校バレーと中学バレーの違いが分かる
- 成長過程で伸び悩むポイントが分かり、悩みの早期解決ができる。
などの効果が期待できます。
高校生になりバレーボールを続けると、バレー環境やレベルの高さを実感しますよね
ネットの高さが高くなったり、今まで決まっていたスパイクが決まらない、ブロックに捕まってしまうなど今までにない経験をする人も多いと思います
中学生の頃順調だった人ほどこのような壁にぶつかったときに苦労する人が多いです
そんな人に向けて、練習の取り組み方や注意すべきポイントについて紹介していきたいと思います
この記事では、高校生になりある程度バレー歴も積んできた選手が伸び悩むポイント、更にワンランクレベルアップのためのポイントと高校の大きな大会について説明していきます
現状伸び悩んでいる人やこれから高校の部活動を始める人が、始めるにあたっての必要な覚悟についてご紹介しますので、参考にしてみて下さい
高校生と中学生でのバレー環境の違い
先ずは基礎的なルールの部分から説明していきます
高校生に上がると、男子の場合は中学生の時よりもネットの高さが上がり、使用するボールは男女共通で5号球になります
ネットの高さ:
2m30cm(中学生男子) ⇒ 2m40cm(高校生男子)
2m15cm(中学生女子) ⇒ 2m20cm(高校生女子)
使用するボール:5号球
初めての場合はネットの高さや使用するボールに戸惑う部分もあると思いますが、3カ月もすれば慣れてくるので心配はありません
私自身の経験談を話すと、ネットの高さには少し戸惑いましたが、使用するボールは気になりませんでした
5号球になれた現在では、4号球を使用する際の方が難しく感じます(笑)
高校生のバレーボールでは中学で3年間プレーしてきた人達が続けてやっていく場合が多いので、レギュラーを目指す人は、他の選手の人に負けけないくらい練習に打ち込みましょう!
伸び悩むポイントと対策
バレーボールをする上で上手くいく時期もあれば、伸び悩む時期も当然やってきます
伸び悩むポイントとしても、バレーにおいては様々なプレーがあるため、スパイク、レシーブ、サーブなど人それぞれだと思います
これらの悩みにぶつかった際に逃げるのではなく、乗り越えることでレベルアップしていきますので、乗り越えると覚悟を決めて練習に励みましょう
乗り越えられない壁にはぶつかりません。すべて自分次第で超えていけるはずです
ここでは、私自身も高校生の時に悩んだポイントや、それに対する練習メニュー等を説明していきます
先ずは、対策を行う前に自分自身のプレーを振り返り(動画などでフォームチェックがオススメ)現状を把握することから始めましょう!
- スパイクについて
最近では決定数よりも、スパイク効果率でアタッカーの良し悪しが評価されることも多くなってきました
スパイク効果率=(スパイク決定数ーミスの数) / スパイク本数
スパイク効果率を上げるためには、スパイクの決定数を上げ、ミスの数を減らすことです!
さらにかみ砕いていきますよ
スパイクの決定数を上げるためには、スパイクを決めていく必要がありますが、スパイクの決め方にも大きく2種類あると思っています
1.ボールに触っても、相手レシーバーを吹き飛ばすような強烈なスパイクを打つ
2.相手のレシーバがいないところにコントロールされたスパイクを打つ
現状の高校バレーを見ていると、1番に近いスパイクを打つ選手が多いと感じています
私自身のオススメは2番です
理由としては、勝ち進むとともに相手チームのレベルも上がってくるとともにレシーブ力というのも上がってきます
その中で、強烈なスパイクを決めきるためにはより日々の鍛錬が必要になってくる
それに対し、相手コートの空いているポイントめがけてスパイクを決める方がよっぽど楽だと思っている
ただし、それなりの練習量も必要になってくる
相手がどのような守備体形にしても必ず穴(ウィークポイント)となる場所が出てくるのがバレーボールです
習得はかなり難しいですが、身に付けばどのような相手に対しても高い決定率で決めきることもできると思います
- レシーブ
中学校からは高校になるとスパイクの威力も数段レベルが上がってきます
そこでしっかりと土台となるレシーブが出来ていないと、自分のチームの攻撃に繋げることが出来ず、知らず知らずに負けてしまいます
強豪のチームと弱小のチームの差はここ(サーブレシーブ力)にあります
一言でレシーブといっても、大きく2種類に分けられます
1.レセプション(サーブレシーブ)
レセプションとは、サーブレシーブのことです
バレーボールはどんな状況でもレセプションから始まります
先ずはレセプションを磨くことから始めましょう
ただし一朝一夕でマスターできるほど甘くないのも現実です
セッターへの返球の精度により、A~Cにランクされ分けていますが、セッターからすればBレベルの返球で十分です
セッターの方向へ返せるように繰り返し練習しましょう
その際のポイントでは2つあります
1.ボールの落下点を素早く予測し、早く入ること
2.セッターの方へ面をしっかりと向けること
以上の二つです
2.ディグ(スパイクレシーブ)
ディグとはスパイクレシーブのことです
男子の場合は、ブロックが付けなかった場合は拾えたらラッキーレベルのスパイクが多くなります
前提として、思い切り決められてスパイクについてはすぐに切り替えましょう
全てのスパイクを拾うのは限るなく不可能に近いので・・・
さて本題ですが、ディグの際に意識することは二つです
1. ボールの下面を見ること
2. ボールはセッターへの返球というよりも真上に上げることを優先すること
・サーブ
最も効果的なサーブとは、相手の陣形を崩すサーブになります
そのために重要なことは、しっかりサーブをコントロールすることです
どんなに強力なサーブを打てたとしても、相手選手の正面のボールは返球される確率は高くなります
相手選手がいないところ又は選手同士の間に打てるかどうかが、サーブの効果率を上げるポイントになってきます
サーブの練習のステップとしては、
1.サーブのコントロールが出来るようになること
2.コントロールしたボールを低い弾道&強打できるようになること
相手選手がいないところに鋭いサーブが打てるようになれば、得点率が上がること間違いなし
以上になります
まとめ
今回は、高校バレーと中学校バレーの環境の変化についてと高校生に上がりさらにレベルアップするためのポイントを紹介致しました
簡単にまとめると、
攻撃面においては
どの攻撃が効果的に得点を取るのかを考えることが大切です
例)以下の場合においては2番の方が効果的に点数が取れます
- 自分が強打スパイクを打てるようになる
- 相手の選手のいないところにスパイクが打てる
もちろん強いスパイクが打てるに越したことはないですし、打つことが必要になる場面もあります
攻撃面では効果率をあげるために重要なポイントをまとめました
守備面においては
先ず練習すべきなのはレセプションで、意識すべきポイントは2点
1. ボールの落下点を素早く予測し、早く入ること
2. セッターの方へ面をしっかりと向けること
ある程度できるようになったら、ディグの技術を磨いていきましょう
ディグにおいて意識すべきポイントは2点
- ボールの下面を見ること
2. ボールはセッターへの返球というよりも真上に上げることを優先すること
サーブにおいては
コントロールされた鋭いサーブを打てるようになることが重要です
そのための練習ステップとしては、
1.サーブのコントロールが出来るようになること
2.コントロールしたボールを低い弾道&強打できるようになること
以上です
※あくまで私の主観ですので、個人に合った練習法で技術を磨いていって下さい
この記事を読んで何か抱えている問題や課題解決きっかけとなれば嬉しいです!