この記事を読むと、
- バレーボールのエースに求められる条件が分かる
- エースとして多くの人がぶつかる課題とその解決策についてのヒントが分かる
などの効果が期待できます。
バレーボールにおいて”エース”という響きカッコいいですよね!
エースに憧れてバレーボールを始めたという人も多いのではないでしょうか?
各チームに必ずエースと呼ばれる選手がいますが、得意とするプレーや得点の取り方は様々です。
そんな”エース”と呼ばれるために必要な事について紹介していきます。
エースとしての自覚が持てない人、エースを目指したいと思っている人にとってきっかけとなるような内容ですので参考にしてみてください。
チームのエースとしての条件とは?
エースのポジションは多くの人が目指すポジションですが、ただ強いスパイクを打ち込むことができる人がエースになれるわけではありません。
チームのエースに必要なのは、”心・技・体”が揃ったプレイヤーであることです。
必要な要素について紹介していきます。
心 / メンタルの強さ
プレーをする上で基盤となるのがメンタルの強さです。
エースというポジションは、勝負所で何度もトスが回ってきます。
全てのスパイクを決めることは難しいですが、すべてのボールを決める気持ちで打ち込みましょう。
また、試合の中で相手のブロックに捕まってしまう場面もあると思いますが、一度止められたからダメではなく、何度も向かっていく気持ちがとても重要です。
勝負する前に気持ちの面で相手に負けていては、エース失格です。
技 / 大事なところで得点を取る技術
技術面において、一試合の中で同じ攻撃を続けていては次第に相手のブロックに捕まる可能性が高くなります。
常に得点を取り続けるために重要なのは、自分の得点を取る引きだし(技術)を増やすことです。
強打スパイクで得点を取ることは理想ですが、強打スパイクが決まらなくなきた時に他にどうやって得点を取る術があるのかが大切です。
例を挙げるならば、強打がダメな場合はフェイントで相手の守備の穴に落とす事であったり、相手のブロックを利用してブロックアウトで得点を取ることなどが挙げられます。
試合の中で、自分が得点を重ねられる技術の引き出しを増やしておくことをオススメします。
体 / 1試合しっかりと戦い抜く体力
最後は試合中に力尽きることがない、タフな体作りが必要です。
試合終盤になるほどエースへの配球は増えてきます。
そんな時に、ヘトヘトの状態だとスパイクを決めきることは難しいですし、セッターもトスを配給しにくくなります。
試合終盤でも、自信を持って自分のところへボールを持ってこいと呼べるエースをを目指しましょう。
エースとして練習すべきこと
エースに必要な要素について紹介させていただきましたが、”実際には何ができるようになればいいのか”と疑問に思った方もいるかもしれません。
エースとして練習すべきことは、ハイセット(2段トス)をしっかりと打ち切る練習がオススメですです。
理由としては、厳しい場面こそエースにボールが集まってきますが、多くの場合はレシーブが乱れてコンビネーションを使った攻撃ができない場合が多いです。
レシーブが乱れた、トスが乱れてしまった時こそスパイクを決めきることが他の選手との差が出てきます。
コンビネーション攻撃ももちろん有効ですが、エースが頼られるのはチームのピンチの時です。
トスが悪い時も関係なくスパイクを決め切れる練習をしておきましょう。
エースになるために、立ちはだかる壁
エースになるために、成長の過程では何度も壁にぶつかることは覚悟しておいて下さい。
自分の前に立ちはだかる壁を乗り越えていけるかが、成長できるできないの境目になります。
壁にぶつかった際に大切なのは、物事の捉え方です。
壁にぶつかった時は、自分と向きあうよい機会と捉えてみて下さい。
ここでは、下記の例を参考にポジティブな捉え方について紹介していきます。
例 スパイクがブロックされて、全く決まらない
このような経験をしている人も多いのではないでしょうか?
これもエースとしての階段を登り始めた人がぶつかる壁の一つです。
この場合は、以下のように捉えてみるとモチベーションを維持できますよ。
- ブロックに対してどこに打てば決まるのかを試すチャンス
- 相手に読まれにくいスパイクフォームへと改良するチャンス
- 空いている場所へのコントロールショットの練習をしよう
上手くいかない=今までと同じプレーでは通用しないという事です。
自分のプレーを見直して、自分に変化を加えていきましょう。
まとめ
今回は、チームのエースの条件について紹介させていただきました。
エースになるために、心・技・体を極める必要があります。
相手チームに圧倒されない強いメンタル、ここぞという場面で点をもぎ取る技術、試合の終盤でも落ちないパフォーマンスを兼ね備えてこそチームのエースです。
また、チームのエースというポジションを目指すには成長が必要です。
成長の過程で様々な壁にぶつかります。
その壁を乗り越えられるかどうかが成長を左右します。
乗り越えるポイントとしては、ゴールを定めて目の前の物事を俯瞰的に捉えることです。
壁を乗り越えることでゴールに向かって進んでいる、着実に成長しているとポジティブに捉えやすくなります。
自分の理想像をゴールとして、ぶつかる壁いうのはその途中で邪魔をしてくる敵キャラとして考えてみると楽しみながら成長ステップを歩みやすいです。
以上になります。
自分の理想像をゴールとして、ぶつかる壁いうのはその途中で邪魔をしてくる敵キャラとして考えてみましょう。
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