バレーボールの反則・用語を全て解説|審判が取るジャッジの意味がわかる

バレーボール教室

テレビ中継でよくある「あの笛は何の反則?」という疑問。解説者が専門用語を使うたびに置いてけぼりになっていませんか? この記事では全11種類の反則を「どんな状況で起きるか」「どう防ぐか」まで含めて解説します。観戦者は試合を理解でき、プレーヤーは反則を減らせる、両方に使えるガイドです。

バレーボール 用語・反則の紹介

審判がジャッジをする際は、以下の反則を取っています。

  • オーバーネット
  • キャッチボール(ホールディング)
  • タッチネット
  • ダブルコンタクト(ドリブル)
  • パッシング・ザ・センターライン
  • フォアヒット
  • アウト・オブ・ポジション(ポジショナル・フォールト)
  • ミス・コンタクト
  • ディレイ・イン・サービス
  • アシステッド・ヒット
  • アウトオブバウンズ

他のバレー用語についても別記事でも紹介していますので、参考にしてみてください。

今回は、上記のそれぞれの内容について説明していきます。

1.試合で最もよく見る反則 4選

オーバーネットはネットを超えた位置でボールに触れてしまう反則です。

自陣のコート上空のボールならば大丈夫ですが、相手コートの上空のボールに触れてしまうと反則になってしまいます。

オーバーネットは、主にブロックやダイレクトボールの処理の際に取られやすい反則になります。

反則を取られないために注意すべきこと

試合中で多く取られる場面は、相手チームのセッターがトスしたボールをブロックしてしまった時です。

注意点としては、相手チームのセッターが前衛なのか後衛なのかを確認し、ツーアタックの有無を判断しておくことです。(セッターが前衛の場合のみ、ツーアタックを警戒し、ブロックに飛びましょう)

キャッチボール

普段は”フォールディング”と呼ばれることが多く、ボールの動きを止める反則です。

ボールを持ち上げるようにして上げてしまった場合や、ボールをキャッチしてしまった場合に反則を取られます。

実際の試合の中では、アタッカーがフェイントをした際であったり、ネット際のボール処理の際に取られやすい反則です。

注意点としては、片手でボールを処理するときに取られやすいため、片手で処理する際は手をグーにしてボールを上げると反則を取られる確率がグッと下がります。

タッチネット

タッチネットは、コート内の選手がネットに触れた際に取られる反則になります。

選手の間では略して”ネッチ”と言われていることが多いです。

タッチネットは、主にブロックやネット際のダイレクトボールの処理の際に取られやすい反則です。

注意点としては、ネットに対して突っ込むようにしてジャンプすると触りやすくなってしまうため、ネット対して平行にジャンプしましょう。

ダブルコンタクト

ダブルコンタクトとは、一人の選手が二度連続してボールに触れる反則です。

選手間では”ドリブル”と呼ばれることが多いです。

ダブりコンタクトは、主にオーバーハンドによるパスを出した際に、ボールに回転がかかってしまった時に取られやすい反則です。

※ただし、レセプション及びディグの際の一本目のタッチの際は取られることはありません。

注意点としては、両手でボールをしっかりとはじくことを意識してあげましょう。

パッシング・ザ・センターライン

パッシングザセンターラインとは、選手の足または手のひらがネット下にあるセンターラインを踏み越えて相手のコート内に入った時に取られる反則です。

選手間では”パッシング”と略して呼ばれることが多いです。

パッシング・ザ・センターラインは、主にスパイカーの選手がスパイクを打ち終えた後に、勢い余って踏み越えてしまうことで取られる反則です。

※足の一部が少しでもセンターラインに触れていれば反則を取られることはなく、完全に踏み越えてしまった場合のみ反則を取られます。

注意点としては、アタッカーの人はネットと自分の距離感を把握し、センターラインを踏み越えないようなジャンプを心掛けるようにしましょう。

フォアヒット

フォアヒットは、コート内でボールに4回触れてしまう反則です。

バレーボールの基本は3回以内に相手コートにボールを返球しなければなりません。

フォアヒットは、主に1回目のボールタッチまたは2回目のボールタッチではじいてしまう事で、3本以内に返すことができずに、故意的に4回触れてしまうことで取られる反則です。

※6人制の場合は、ブロックでのタッチは1本目に含めませんが、9人制の場合はブロックによるタッチを含めるため注意が必要です。

注意点としては、焦っている場合に起こりやすくなりますので、チームの全員で”返して”や”最後だよ”などといった声掛けをすると反則を取られる確率はグッと下がります。

アウト・オブ・ポジション

アウトオブポジションは、選手のポジションやローテーションが異なっているという反則です。

正式名称としては、”ポジショナルフォールト”といいます。

アウト・オブ・ポジションついてはローテションの順番に選手が正しく位置していない場合に取られる反則です。

主に反則を取られやすい場面としては、

・後衛セッターの動き出しが早い場合(相手選手がサーブを打つ前に選手同士の位置関係を崩すこと)

・レシーバーの選手のポジショニングを誤った場合

その他に、相手サーブ時にサーブを受ける側のコート内の選手がエンドラインやサイドラインを踏み越した場合も反則になります。

注意点としては、各ローテーションにおいて隣にくる人をしっかりと把握しておくことです。

※試合中に反則を取られた場合、副審にポジションの確認を行うことが可能ですので、冷静にチームのポジションを確認し再発防止に努めましょう。

ミス・コンダクト

ミスコンダクトは、直接プレーに関わらない反則で、選手やベンチスタッフに対して取られる反則です。

選手に対して出される場合は、同一選手が審判から2回警告を受けた場合です。

ベンチスタッフが対象となる場合は、規定時間以上のタイムアウトを取った場合や規定回数以上の選手交代・タイムアウトを取った場合です。

ミス・コンダクトを取られた時は、相手チームに1点とサービス権を譲ることになります。

実際の試合ではほとんど取られることはなく、審判からの優しい注意等で終わることがほとんどです。

ディレイ・イン・サービス

ディレイインサービスは、主審がサービス許可の笛を吹いた後、8秒以内にサーブを打たなかった場合に取られる反則です。

実際の試合の中では、8秒のカウントは審判の頭の中で行われるため目や耳で感じ取ることができません。

防止策としては、サービス許可の笛が鳴ってから自分の中で8秒のカウントを行うか、早めにサービスを打ってしまいましょう

アシステッドヒット

アシステッドヒットとは、他の選手や道具を使用してプレーをする反則です。

バレーボールは自身の手や足を使ってプレーをする競技であるため、体育館の壁を蹴ってジャンプしたり、他人を持ち上げてプレーをするなどといった動作はこの反則の対象になります。

アウトオブバウンズ

アウトオブバウンズは、アンテナの内側を通らずに相手コートへボールを返球する反則です。

相手コートにボールを返球する際は、左右のアンテナの間を通過させる必要があります。

また、アンテナにボールが触れてしまった場合も同様の反則となります

まとめ

今回は、バレーボールの専門用語として反則ルールについて紹介させたいただきました。

実際の試合中で多く取られる反則は、『オーバーネット』『タッチネット』『ダブルコンタクト』『フォアヒット』の4種類です。

得点を決めた、決められたというのはわかる人が多いと思いますが、なぜ反則を取られてしまったのかについても理解できるようになっていただければ幸いです。

実際にプレーしている選手の人は必ず頭に入れておきましょう。

どれくらいの用語を知っていましたか?

本サイトでは初級者~上級者向けとステップごとにバレー技術の紹介をしています。

バレーボールのローテーションについて詳しく知りたい方はこちらの記事もあわせてご覧ください。 →バレーボールのローテーションとフォーメーションの違いとは?

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