この記事を読むと、
- キャプテンとして抱えやすい悩みとその解決策が分かる。
- セッターとして抱えやすい悩みとその解決策が分かる。
などの効果が期待できます。
バレーボールを始めたころは、パスやスパイクが上手くできる度に喜びがありませんでしたか?
部活に入りたての頃は練習に熱中できる環境というのが整っていたため、快適に練習ができているという人も多いと思います。
しかし、上級生になるにつれてチームを引っ張る立場になり、練習を考えたりチームの士気を高めたりまとめたりとプレー以外でもやるべきことが多くなってきます。
個人の悩みは解決できるかもしれませんが、チームのまとめ方って分からないし今まで悩んだことないことの解決方法って分かりませんよね?
この記事では、バレーボールを始めることでぶつかる壁(悩み)について、向き合い方や捉え方を紹介していきたいと思います。
キャプテンが抱えやすい悩み
チームのキャプテンというと”チームの代表”、”メンバーを引張る”、”人一倍責任がある”などといったことを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?
テレビでも強豪校の取材などでは、キャプテンがしっかりとチームを鼓舞したり悔し涙を流すシーンを目にする場面も多いかなと感じます。
やはり着目するのはキャプテンとしての責任の重さという点ではないでしょうか。
この責任という事を考えすぎてしますのかなと思います。
その結果、試合または練習試合の負けを通して、責任を背負いこみがちになります。
- 負けや失敗に対して一人ですべて抱え込みネガティブに思考に陥る
- 普段の練習時にチームを引っ張れない
以上のような不安や悩みを抱えてしまう人が多いと思います。
メンバーそれぞれが考えていることが異なるため、チームづくりを行う上で上手くいかないことや壁にぶつかるのは必然のことです。
この道を避けていても絶対に先には進めません。
避けるのではなく、チームで乗り越えていくことが必要です!
セッターが抱えやすい悩み
キャプテンの次によく頭を悩ませやすいポジションがセッターです。
理由としては、スパイカーそれぞれの特徴を掴み打ちやすいトスアップを心掛ける必要があるという事や試合中のゲームメイク(どのような試合展開で進めていくのか)を常に考える必要があるため頭の中がショートしやすいです。
その結果いろいろと考えすぎて、悩んでしまう人が多く自身のプレーにも影響してしまいます。
- スパイカーのミスも自分のミスと捉えて、気持ちが消極的になる
- サーブレシーブが安定せず、自分の思う展開にできす集中力が切れる
- 消極的になりすぎて、メンバーとコミュニケーションを取れなくなる
以上のような不安や悩みを抱えてしまう人が多いのではないでしょうか?
当時の私も悩んでいたことはありましたし、結果として自分がミスをしないようがむしゃらに練習して紛らわしていました。。。
レシーバーやアタッカーがいるからこそ、セッターとしての役割が果たせる特殊なポジションです。
他のメンバーが打ちやすい、やりたいことを叶えてあげられるのがセッターの役目ですので、「どんなものが欲しいのか?」とコミュニケーションの一言をメンバーにかけてみることが大切になってきますよ。
悩んだ際の解決策
自分の悩みを解決する際にまずすべきことは、自分の悩みと向き合う事です
「自分が何に悩んでいるのか」を明確にしないと、的外れな対応になってしまいがちです。
意外と本質が分かっていなかったり、自分ではどうしようもないことで悩んでいたりします。
その上で、解決するための対応をしていきましょう。
さて、悩みそれぞれに対しての解決法は様々ですが、その多くはコミュニケーション不足によるものが原因ではないでしょうか?
なぜなら自分一人で解決できる問題であれば、個人練習などでしっかりと対処できてしまうからです。
バレーボールはチームスポーツです。
先ずは信頼できるチームメイトに、相談したりお互いに考えていることを伝えてみましょう。
ただし相手のことを考えず、自分の考えを押し通すような伝え方では残念ながら話を聞いてもらえないでしょう。
相手の意見や考えを聞き、意図を理解した後に、自分がどのようにアクションを起こしていくべきなのかを考えていきましょう。
しかし、この記事を見ている人はコミュニケーションが苦手な人が多いかと思います。
そんな人は、無理に話さずに自分の行動姿勢で引張っていくというのも一つの手段です。
言葉以上に、姿勢や態度というのは相手に響きやすいです。
自分がキャプテンとしてチームをどのように作っていきたいのか、セッターとしてどのようなバレーを展開していきたいのかを先ずは自分で体現してみて下さい。
絶対についてくる人がいるはずです。
ただし根気の強さが必要になりますので、諦めずに継続してくださいね。
まとめ
今回はキャプテンとセッターのポジションを担う人が抱えやすい悩み(問題)とその解決につながるような考え方について紹介しました。
先ずは、自分が何に悩んでいるのか悩みとしっかりと向き合うことが重要です。
悩みはそれぞれですが、多くの内容はコミュニケーション不足によるものが原因となっていることが多いです。
具体的な行動としては、
- 自分の考えを押し通すのではなく、メンバーの考えや意見を踏まえたアクションを起こすこと
- 上手く伝えられない、話せないという人は自分が考えていることを自分一人でも率先して体現する
- メンバーの一人でもついてくる人がいれば大きな力となり、上手くチーム全体が動き出す
以上になります。
この記事を読んでこの記事を読んで何か抱えている問題や課題解決きっかけとなれば嬉しいです!
コメント