スポーツ漫画「ハイキュー!!」の主人公である”日向翔陽(ひなたしょうよう)”はご存じでしょうか?
「小さな巨人」に憧れてバレーボールを始めた日向ですが、技術は稚拙で小さな巨人とは雲泥の差。
憧れの選手との技術の差を埋めようと日々練習に励んだり、現在の小さな巨人と呼ばれる選手から技術を盗んだりと貪欲に成長し続ける姿がかっこいいんです。
そんな日向の特徴やプレースタイルについて紹介していきます。
日向のポジションは?
日向のポジションはMB(ミドルブロッカー)です。
一般的なMBというと高身長の人が担うポジションですが、低身長の日向がMBのポジションをこなすというのはまれです。
チームの攻守の基礎となるのがミドルブロッカーですが、基礎が固まっていない日向がどのようにポジションをこなしていくのかというのがハイキューの面白さのひとつです。
日向のポジションの役割は?
日向に与えられているポジション(MB)の役割は大きく3つあります。
- 相手のブロックが完成する前に攻撃する速攻
- 相手の攻撃を限定させるブロック
- 相手のブロックを引き付ける囮
1の速攻については、日向は2種類の速攻を使い分けることができMBの役割としては上手くこなしているのかと感じています。使い分けている速攻については別途下記で紹介していますので目を通してみてください。
2のブロックについて、日向のブロックの質は低いです。持ち前の瞬発力の高さによる追い込まれた場面で発揮する効果的なブロックが見どころです。
3の囮については、日向はかなり優れています。天才セッター”影山”のトスを100%信頼しているということもありどんな状況からでも攻撃に入るため相手チームからすれば放っておけない選手(良い囮)になっていると感じています。
日向はどんな攻撃ができるの
日向の特徴は2点あります。
- 瞬発力を活かした攻撃
- 跳躍力を活かした攻撃
それぞれの特徴をいかした攻撃について紹介していきます。
瞬発力を生かした攻撃とは、相手のブロッカーを置き去りにするほどの素早い移動攻撃です。”変人速攻”と呼ばれる、通常の速攻よりもワンテンポ早い攻撃、Bクイックに入るフェイントを入れてからDクイックを打ち込んだり、ライトの位置急激にBクイックを打ち込んだりとコートを縦横無尽に駆け巡る攻撃と現実離れした攻撃が魅力です。
次にジャンプ力をいかした攻撃ですが、身長が162cmと小柄ですが最高到達点は333cm(バスケットゴールリングよりも30cm程高い位置)と高校生ではトップクラスの高さを誇ります。前述した変人速攻に加え、普通の速攻を組み合わせた攻撃により日向一人だけで時間差攻撃を組み立てることができます。
日向の異名”最強の囮”とは?
ストーリーの中での日向の異名”最強の囮”とは厄介な相手ブロッカーの引き付け役という意味です。
一見すると地味な役割ですが、相手チームからするととても厄介な選手です。なぜならば、相手チームからするとどんな場面においても日向の攻撃をマークする必要があるため、ブロックする選手の選択肢を減らすことができずコンビネーション攻撃への対応が遅れてしまう。
日向の攻撃が与えるインパクトが大きいため、うっかり日向のブロックに飛んでしまう可能性が高い。
結果的に日向の攻撃による得点はもちろん、他の選手へのブロック対応が遅れてサイドアタッカーの得点率が上がりやすいという効果があります。
日向の魅力
今回は日向の魅力について紹介させていただきました。
ハイキュー日向の魅力的なポイントを下記にまとめます。
日向のポテンシャルはかなりものですが、基礎的な技術はまだまだ未熟です。
未熟な日向が壁にぶつかっては課題を明確にして成長をしていく姿、その結果試合中に垣間見えるレベルアップしていく様子がハイキューの面白さのひとつです。
どんな選手でも最初は0からのスタートです。成長するためには自分の課題と向き合い克服していくことが大切です。日向の成長の様子を自分に置き換えて成長のきっかけにしてみてください。
「ハイキュー!!」の主人公日向について下記の記事でまとめてみましたので、気になったという人はチェックしてみてください!
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