こんにちは!
よっちゃんです!
今回は前回に続き、ストーリー紹介(Part3)になります
まだ、前回のものを確認してないよという方はこちらを確認してみて下さい
この記事では手軽にストーリーを知りたいという人や一度読んだけど軽く振り返りたいといった人に向けて、ハイキューのストーリーをギュッとまとめて紹介しています
ここではハイキューのストーリーを
1部:烏野高校バレー部の指導~IH予選(高校総体)
2-1部:春の高校バレー(Part1)
2-2部:春の高校バレー(Part2)
2-3部:春の高校バレー(Part3)
3部:高校卒業後の展開
以上の5部門に分けながらざっくりと紹介していきます!
今回は2-2部の内容
2-2部:春の高校バレー (part2)
についてざっくりですが概要を紹介していきますよ!
ハイキューを読んだことが無い人にもバレーボールの面白さが伝われば幸いです!
実際のバレーをやっている人に対しては、何か新たな発見や実践への応用ポイントを伝えていきます!
春高全国大会開幕
内容:22~33巻
春高の宮城県予選で優勝した烏野高校はついに全国大会の舞台へ参加します
全国大会の会場は東京体育館
関東遠征で対戦した、梟谷高校や音駒高校のメンバーと再会する烏野高校メンバー
初戦の相手は神奈川県の代表の椿原学園高校です
椿原学園高校の特徴としては、身長190cmのエース”寺泊”を中心としたオーソドックスなバレーを展開します
開始直後烏野高校の変人速攻が中々合わない様子。。
原因はセッター”影山”の不調(体育館が大きく、感覚がつかめていない様子)
相手にリードを許す展開ながらも、サイド攻撃を中心とした攻めで何とか凌ぐ烏野高校
試合の中盤になり、ようやく変人速攻が炸裂
お待たせしてすみません
出典:ハイキュー第28巻
開場の雰囲気と感覚をつかんだ”影山”
にしてもこんな言葉言ってみたですね~
後輩から頼もしい言葉を聞いたら先輩として心強いと思う反面、負けてられないという闘争心にも火がついちゃいますよね!
試合の展開では、そのまま巻き返した烏野高校が第一セットを奪取します
第二セットは一進一退の攻防を繰り返し、展開が動いたのは15-14で烏野優位の中盤でした
椿原学園高校はピンチサーバーとして1年生の”姫川”選手を投入します
”姫川”選手の特徴は天井サーブです
天井サーブは取る際に天井のライトと被って見えにくいという点や落ちてくる際に加速して落ちてくるため、オーバーハンドでの返球が難しいなど特徴があるサーブになります
この天井サーブに対し、オーバハンドでのサーブレシーブミス・お見合いによるミスなどにより連続失点してしまいます
守護”西谷”のレシーブでなんとかサイドアウトして流れを切った烏野高校
ここからはじりじりと地力の差を見せつけ、逆転し最後はエース”東峰”のスパイクが決まりゲームセット
最終スコア2-0で烏野高校がストレート勝ちを収めます
椿原学園高校との見どころは、天才セッター影山の不調時の烏野高校のチーム力という所と奇襲の天井サーブだと感じました
初めての全国大会の舞台での不慣れと緊張とが相まって力を出し切れないというのは、スポーツ選手としてはよくあることですが、天才と呼ばれる選手でもあるんだな~と意外性がありました
天井サーブについては現在のバレー界においては希少種なのかなと感じています
この初戦では要所での奇襲が光る展開が面白味がありました
全国大会二回戦~稲荷崎高校編~
二回戦の相手は優勝候補筆頭の稲荷崎高校です
チームの特徴はビッグサーバーかつ高校No.1セッターと呼ばれる”宮侑”と攻守ともにハイレベルなチームです
東西の天才セッター同士の対戦という事でとても注目されている試合となっています
宮侑のサーブからスタートとなり、いきなりノータッチエースを奪われてしまいます
その後はサーブミスによりなんとか流れを切り、今度は烏野高校の攻撃、1本目は”日向”からの変人速攻での攻撃かと思いきや”日向”はジャンプしたのみで攻撃はせず結果スパイクミス。。。
打つの忘れた。。。‼︎
出典:ハイキュー第28巻
高くジャンプすることだけを意識していたようで、スパイクを打つ事を忘れていた様子
”影山”から怒鳴られ通常運転に戻りましたが、まだ何かを試している様子ですね
全国大会に来て、小さな巨人と呼ばれる他の選手を見てジャンプの仕方を改善しつつある”日向”
優勝候補相手でも関係なくバレーを楽しんでいる様子
7-10と稲荷崎高校がリードしている中、”宮”が奇襲を仕掛けてきます
それは烏野高校と同様の変人速攻!?
全く想定していなかった烏野高校は反応できず失点
さらに、対抗心から熱くなった”日向”の変人速攻もブロックされてしまい、終盤まで稲荷崎高校が優位に試合を進めていきます
第一セット試合終盤にまで、持ち前の粘り強さと引き出しの多さでなんとか食らいついてきた烏野高校は”月島”のスパイクや”日向”のブロックが決まるなどして20-20と同点に追いつきます
そこからはシーソーゲームとなり、キーポイントでピンチサーバーの”山口”を投入し、サービスエースをもぎ取ります
勢いに乗る烏野高校は緊迫したラリー戦を制し27-25で1セット目を取ります
第二セットは”宮”のサーブに苦しめられる展開となります
守護神”西谷”がサーブで狙われミスを連発してしまい、7-17と10点差を追う展開です
なんとか流れを掴みたい烏野高校は、”影山”の連続サービスエースから流れを掴みかけますが、稲荷崎高校はすかさずキャプテンの”北”を投入
安定したプレーと慌ただしいコーチ内の選手を落ち着かせるといった意味合いでの投入の様子
独特の空気感で、緩んだ気持ちを立て直し第二セットは16-25で稲荷崎高校が奪取
第三セット
流れを掴んだのは烏野高校
2セットを通して植え込んできたトータルディフェンスが機能し始めます
10-8で烏野高校がリードしている状況で、稲荷崎高校監督が選手に声をかけます
何か一つでいい 今日 挑戦しいや
出典:ハイキュー第32巻
ここでは常に挑戦者という気持ちを伝えていますよね
どんな強豪校であれ、慢心があると
そこからサーブやスパイクに力強さが増し12-14と稲荷崎高校が逆転します
その後は、互いの強烈な殴り合いが続き、22-24と稲荷崎高校のマッチポイントとなります
この瀬戸際で、烏野高校の勝負強さが光ってきます
追い込まれた状態でのサイドアタッカー”田中”の極上ラインショットや”影山”のサービスエースが続き25-24と逆転します
試合終盤となり、レシーブの乱れが目立ってきますが、なんとか両校のセッターが上手く処理して流れを渡しません
25-24で烏野、26-25で烏野、26-27で稲荷崎、27-28で烏野と互いにマッチポイントを握りながらも、最後が決めきれず30点代に突入します
31-30で烏野がマッチポイントを迎えたラリー、互いのブロックが厳しくなっていく中で、テンポが自然と早くなっていき両校に焦りが生まれ始めます
そこで思わぬ日向のプレーで流れが変わります
楽してこうぜ
出典:ハイキュー33巻
日向がセッターに返球したボールは高く、優しいタッチのボールです
この返球に日向の成長がギュッと詰まっていると感じましたね
如何に速いテンポの攻撃で攻めるかが求められるバレーの中では、試合展開を俯瞰で見られているかがとても重要になってきます
全員が一息つく時間を一回作ってあげる事で、助走の確保や周囲の確認と攻め方の構築をする時間が作れます
一息つき、しっかりとした烏野高校の特徴であるシンクロ攻撃を仕掛けますが、相手ブロックにかかり結果的にチャンスボールを返球してしまいます
その様子を見逃さずセッターの”宮”は変人速攻を仕掛けますが、そこには”影山”と”日向”の二枚ブロックが。。。
ブロックに跳ね返されたボールは稲荷崎高校のコート後方に落ち、ゲームセット
第三セットは32-30で烏野高校が取り、結果としては2-1で烏野高校が勝利しました
稲荷崎高校との試合の見どころとしてはセッター同士の駆け引きと、攻撃の幅や互いに殴り合うようなスパイクの応酬の楽しさにあると感じました
終盤までギリギリの接戦を繰り広げる中、両校のセッターが攻めたコンビバレーを展開し的を絞らせない試合展開は実戦だとすれば「すごい」としか言い表せませんね
もう一つはなんと言っても、セッターから繰り広げられる攻撃力の高さですね
多少レシーブが乱れようとも、強引にねじ込んで行くというのはセッターすると鏡のような存在で、セッターとしては先ずはそう言った高い意識から見習っていってもらいたいです
まとめ
今回は春の高校バレー全国大会の1回戦と2回戦について紹介しました
全国大会になると予選とは違ったに緊張し力が発揮できない場面が描かれており、とてもリアリティがある内容だったと感じました
初戦の椿原学園高校、2回戦の稲荷崎高校とスタイルは違いますが、烏野高校としては今まで対戦したことがないタイプのスパイカーやサーブを打つ選手との対戦もあり、試合中に対策を練り対応していくといった対応力の高さが見えたストーリーだったと感じました
また、東西の天才セッター対決に関してはかなり白熱した内容で、プレーを真似することは難しいですがセッターとしての試合の組み立て方や、攻める気持ちといったものは見習って欲しいと感じるものが多かったです
次回につきましては3回戦以降について紹介していきます
次は待望のゴミ捨て場の決戦になります
以上になります。
この記事を見てハイキューを読んでみたいと思ってもらえたら幸いです!
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