この記事を読むと、
- 試合で勝てない大きな原因が分かるようになる
- 試合で勝つための攻撃のテクニックが分かる
などの効果が期待できます。
バレーボールの実戦にて、勝てないまたは惜しいところまでいった負けたなどといった経験ありませんか?
負けを知るチームほど強くなるといったことは聞いたことありすよね
負けを経験した人は強くなるとは言いますが、ただ負ければいいというものではありません
その後にしっかりと取るべき行動があってこそ負けが活きてくるんです
今回はバレーボールにおいて、負けたあとの見直すべき攻撃面での項目4点については紹介していきます
フォーカスすべきポイントとは?
最近ではビデオを使ってチームとしての反省をするチームも増えてきていますよね
試合を見直すことでチームとしての様々な課題が発見できます
この時に悪かった点を洗い出すのも大切ですが、重要なことは改善できる点にフォーカスすることです
例えば、あの場面でスパイクを決め切れなかったことが敗因という反省がでたとします
このような反省は良い反省とは言えません
なぜならば、スパイクを決めるという事が抽象的であり改善が行えないためです
この場合フォーカスするポイントとしては、スパイクを決めきるために”コーナーを狙ったスパイクが打てなかった”、スパイクを”強打することが出来なかった”など具体的なポイントまで突き詰めていきましょう
このように具体的な反省まで落とし込めると、自分が練習で何をすべきかが見えてきます
今回の例の場合は、スパイクのコース打ちの練習や二段トスをしっかりと打ちきる練習をすることが課題に対する対策になってきます
改善点が洗い出せたら、出てきた課題に対して反復練習をして克服していきましょう
見直すべき攻撃時の項目4個
次に実際に課題として上がりやすい項目について紹介していきます
バレーボールの試合には流れが存在します
しかし、実際に目に見えるものではありません。。。
バレーの試合では、流れに上手く乗れたチームが勝ちやすい傾向にあります
そのために、相手に流れを渡さないことと、舞い込んできた流れを離さないことが大切になります
今回紹介する項目は流れを相手チームに渡す原因となりやすい項目となっています
逆に言えば、4項目全てを改善出来れば負けにくいチームに育っていくというわけです
是非反省や振り返りの際の参考にしてみてください
スパイクをネットにかけなかったか?
スパイクをネットにかけてしまうと、相手に無条件で得点を与えてしまうため流れは相手にいきやすいです
また、ネットにかけるミスはその後に2~3点相手に得点を取られてしまう確率が高くなっており、合計で3~4点相手に得点を与えるのと同等のミスになります
スパイクをアウトにしていないか?
スパイクをアウトにしてしまうことも相手に無条件で得点を与えてしまうため、相手に流れを渡しやすいです
スパイクをネットにかけることと同様に、その後2~3点立続けに相手に得点を取られてしまう確率が高くなり、3~4点相手に得点を与えるのと同等のミスになります
スパイクをシャットアウトされていないか?
スパイクを相手にシャットアウトされると、相手チームは勢いに乗りやすくなります
スパイクのシャットアウトは自チームの士気も下げやすい傾向にあり、その後のプレーで相手に連続得点を取られやすくなってしまうため、2~3点のミスと同等のミスになります
レシーバーの正面に打っていないか?
スパイクを相手のレシーバーの正面に打つと上手く返球され、相手にコンビを組まれて得点を取られてしまいます
このように、相手の理想とするコンビネーションスパイクによって得点を決められてしまうと相手が勢いに乗りやすくなります
その結果、シャットアウトと同様に相手に連続得点を取られやすくなってしまいます
以上の4つのプレーについては見直すべき項目になります
特に相手に無条件で得点を与えてしまうプレーは、知らぬ間に相手に流れを渡してしまい、得点が放されてしまいます
自滅で得点を与えてしまうという事は極力減らしていきましょう
苦しい場面でのスパイクはどうすればいいの?
苦しい場面でもトスが回ってくるのがエースですよね
バレーボールで相手に流れ渡さないためにはミスをしないことです
強いチームほどミスが少なく、簡単に得点が奪えません
スパイカーはなんでも強打を打てば良いということではありません
状況に応じて取るべき手段を考えてプレーしていきましょう
ここでは、スパイクによって相手に流れを渡さないようなプレーを紹介していきます
ブロックを上手く利用する
ブロックを弾き飛ばす力や上手く当てる技術があれば困らないよと思う人もいるかもしれません。。。
ここではそのような意味合いではなありません
スパイクを無理に決めようとして、スパイクをネットにかけたりアウトにしてしまうよりも、相手のブロックに当ててしまいましょうということです
ミスで相手に得点を上げてしまうくらいなら、ブロックに当てて相手のレシーブの良し悪しの方に任せてしまった方が試合の流れは大きく傾くことはありません
次第にブロックを上手く使ってボールをはじき出したりできるようになると、容易に得点をを取りやすくなります
フェイントや軟打を使用
逃げ腰に見られがちなフェイントですが、相手の守備の穴を狙うという意味ではとても効果的です
強打ばかり打っていれば前の方は空いてきますし、かなり身構えてしまいます
そんなときのフェイントは効果抜群です
レシーブする側としては、前後左右に揺さぶられると返球の精度が悪くなりやすいです
強打とフェイントを混ぜ込みながら、相手守備の意表をついてみると良いでしょう
強打のみだと相手も守りやすい
フェイントも混ぜると相手守備も困惑する
リバウンドをもらう
少しレベルが高くなりますが、状況が悪いと思ったら1度リバウンドをもらい立て直してみましょう
リバウンドとは、スパイクを決めきるのではなくボールを故意的に相手ブロックに当ててもう一度自陣にチャンスボールとして返球することです
相手に得点を与えることなく、相手の守備の対応も観察できるためとても有効な手段になります
リバウンドはやられた相手ブロックも嫌ですし、試合の流れを渡さないためには最も良い手法です
今回は3つ紹介させてもらいましたが、強打を打って決まれば申し分ありませんが、打てないときこそ工夫が必要です
試合の流れを相手に渡さないためにも、自身の攻撃の幅を広げてみてください
まとめ
今回は中々試合で勝てないといった人に対して、反省の大切さと注視すべきポイントについて紹介させていただきました
試合の結果だけにこだわっていては成長はありません
何が良くて何が悪かったのかを具体的に洗い出し、改善できる項目を練習で強化していく事が成長に繋がります
また、バレーの試合においては”流れ”がとても重要です
今回は相手に流れを渡してしまいやすいプレー、渡しにくいプレーというのを紹介しました
試合の流れを渡してしまうプレーを減らしていくことが勝てるチーム作りに繋がっていきます
ある程度技術が身に付いてきたという人は試合展開も意識した練習を取り入れてみてください
以上になります。
ここの記事を読んで何か抱えている問題や課題解決きっかけとなれば嬉しいです!
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