この記事を読むと、
- 効果的なサーブを打つためのコツが分かる
などの効果が期待できます。
バレーボールにおいて”サーブは重要だ””もっと強化しよう”などチームの課題として挙げられていませんか?
男子バレーにおいては、サーブレセプションの返球によって7割が決まってしまうといった研究結果もあり、サーブの重要性には注目されています。
しかし、実際にサーブを強化するといっても何から手を付ければいいのか悩んでしまいがちです。
このサーブの強化手順について分かていいれば多くの人が着手しやすいですよね!
この記事では、サーブ強化を図りたいと考えている人に向けて強化方法について紹介していきたいと思います。
サーブ強化のテクニック
サーブの強化を図る上で自分が理想とするサーブのイメージをすることが大切です。
Vリーガーのサーブを参考にしたり、身近な選手を参考にするなどロールモデルを作ることをオススメします。
良いサーブの概念は人それぞれですので一言で表すのは難しいですが、今回は良いサーブを下記の2種類に分けて定義したいと思います。
- サービスエースが取れる鋭いサーブ
- 相手のウィークポイントをついて相手の守備を崩せるサーブ
今回は2種類のサーブを打てるように強化ポイントについて紹介していきます。
サービスエースが取れる鋭いサーブ
鋭いサーブでサービスエースを取るためには、相手にレシーブの準備を整えさせないことが大切になります。
相手に準備をさせないために、サーブに求められることは”ボールの早さ”と”サーブの軌道を低くすること”です。
上記の2点を意識してサーブを打ち込みましょう。
鋭いサーブを打つためにおすすめのサーブとしては、ジャンプサーブまたはジャンプフローターサーブになります
理由としては、通常よりも高い打点でサーブを打ち込む事ができるため、比較したときにアウトになりにくいためです。(下記参考図を参照)
通常のフローターサーブ
ジャンプサーブまたはジャンプフローターサーブ
次にジャンプサーブとジャンプフローターサーブにおいて、早さを出すためのポイントと軌道を低くするための練習方法について紹介していきます。
早いサーブを打つために必要なこと
ジャンプした状態で早いサーブを打つためには2つコツがあります。
一つ目は助走を取ること
体の体重移動だけでも打つことは可能ですが、助走を取ることで何倍もの力を容易に加えることが可能になります。
体育館の広さにも関係はありますが、しっかりと幅を使ったサーブを打つことを意識しましょう。
二つ目はボールを体の前でボールを捉えることです
この理由としては、体の前でボールを捉えることで体重をしっかりと乗せることができ容易に早さを出すことができます。
そして、実際にジャンプサーブやジャンプフローターサーブを打つ際に重要なのがサーブトスです。
このサーブトスでサーブが決まるといっても過言ではありません。
サーブトスが前過ぎると手に当てに行くだけにサーブ、後ろ過ぎると被ってしまい力を伝えることができません。
ジャンプ系のサーブを打つ際は、打ち方だけでなくサーブトスを安定させることを意識しましょう。
サーブの軌道を低くするために必要なこと
サーブの軌道を低くするためには、ネットの白帯すれすれを狙って打ちましょう。
ぶっつけ本番ですと緊張やミスを恐れて中々上手くいきません。
普段から練習からネットギリギリを狙って打つサーブ練習を取り入れてみると、本番でもしっかりと打ち込めるようになりますので意識して練習してみて下さい。
相手のウィークポイントをついて相手の守備を崩せるサーブ
相手のウィークポイントを突くために重要なことは、サーブのコントロールを付けることです。
さて、サーブのコントロールを付けるためには練習あるのみです!
相手コートの1番、2番、4番、5番(下図参照)を狙えるようにしておきましょう。
練習の際のポイントですが、サーブをストレートに打って狙う場合とクロスに打って狙う場合の2種類準備しておくと、相手の守備体系によって使い分けることができ効果的なサーブになりやすいです。
ストレート打ち
クロス打ち
練習の詳細については下記の記事でも紹介しているので確認してみて下さい。
まとめ
今回の記事では、チームの課題として挙げられるサーブの強化方法について紹介させていただきました。
たかがサーブと思われがちですが、試合の流れを決める大きなプレーになります。
効果的なサーブとは、相手のレシーブを弾き飛ばすような鋭いサーブまたは相手のウィークポイントを突くコントロールが効いたサーブになります。
鋭いサーブを打つためには、ボールの軌道を低くすることとボールの早さを出すことが大切になります。
コントロールの効いたサーブを打つためには、繰り返し練習を行い体で覚え込んでいきましょう。
また、サーブ練習を行う上で同じコースを狙うにしても立ち位置を変えて打つことで、相手の守備体系に合わせて効果的なサーブを打ち込みやすくなります。
以上ポイントを挙げましたが、目的を意識して練習に取り組むことが大切です。
この記事を読んで何か抱えている問題や課題解決きっかけとなれば嬉しいです!
コメント