この記事を読むと、
- バレーボールのレシーバーのというポジションについて分かる
- リベロの選手の役割について理解できる
- レシーブが上達するポイントが分かる
などの効果が期待できます。
突然ですが、バレーボールの試合を見ていて一番盛り上がる瞬間はいつでしょうか?
豪快なスパイク、強烈なサービスエース、目にも止まらぬ早さのブロック、セッターへのきれいなレシーブなどバレーボールの試合では様々なプレーの連続で成り立っています。
この中で一番カッコいいプレーはどれかと言われると正直悩んでしまいますが、一番盛り上がる瞬間と聞かれたら即答できます。
それは「強烈なスパイクを拾った瞬間」です。
TVでのバレーボール中継を見ていても、一番の歓声が上がる瞬間はレシーブが上がった瞬間なんです。
今回の記事ではそんなレシーブを得意とするポジションについて紹介していきます!
レシーバーとは
レシーバーとは、字の通りレシーブを得意とし守備専門として試合に参加する選手です
私が学生の頃はレシーバーという概念はあまり浸透していませんでしたが、最近ではバレーボールにおいても分業化が進みレシーバーのような試合のポイントで活躍する選手の幅も増えてきています
それでは具体的な役割について紹介していきます
レシーバーの役割
レシーバーの役割としては、レセプションやディグへ参加しチームの守備面の強化を図ることで、守備が上手な選手に与えられるポジションです
レシーバーとは実際にポジションが存在する訳ではなく、主に守備固めとして後ろの3ローテーションの間だけ交代で入るといった形で起用されることが多いです
リベロ選手と並べて配置することによって、守備面の強化が図れます
大事な試合展開で回ってくる場面が多くなるため、控え選手だろうとチームの秘密兵器に匹敵する重要なポジションです
大事な展開で回ってくるポジションであるため、ファインプレー一つで会場そのものの空気感を味方につけられる可能性すらあります
レシーバーに身長は関係なく、大切なのはここぞというときにいつもの力を発揮できることです
そのために必要なのは、日々の練習で積み上げる自信です
チームのために何が出来るのか悩んでいる人は、先ずはレシーバーをオススメします
その先で、レギュラーを目指してみて下さい
リベロの役割
リベロの役割は、後衛の間だけ守備が苦手な選手の代わりにコートに入り、守備専門(サーブレシーブとスパイクレシーブ)としてプレーすることです
守備専門の選手のポジションであり、チームの守護神とも呼ばれエースと並びカッコイイポジションですよ!
リベロはミドルブロッカ―(守備が苦手な選手)が後衛に回った際の3ローテーションの間のみコートに入りプレーします
リベロポジションは主に”L”と略して表記されます
最近ではサーブレシーブ(レセプション)の場合とスパイクレシーブ(ディグ)の時のリベロを分けて配置するチームも増えており起用の幅も増えてきています
ただし、リベロポジションには他にはないルールがあるため注意が必要になります
リベロのプレールールは以下の通りになります
- スパイクを打ってはならない
- サーブを打ってはならない
- ブロック及びブロックの試みをしてはならない
- リベロがフロントゾーンにて行ったオーバーハンドトスを打ってはならない
- 選手交代の回数に制限がない
順番に説明していきますね
1.後衛の選手と交代して入るためできませんと思いますが、バックアタックによる返球も反則となります
オーバーハンドトス又はアンダーハンドトスで返すのがルールになっています
2.サーブを打ち終わった選手と交代をします(サーブのタイミングでの交代はできません)
3.前提として後衛の選手としてコート内でプレーするため、ブロックに参加することがNG
4.ここが一番のポイントになります
リベロの選手がフロントゾーンにてトスを上げる場合は、アンダーハンドのみになります
オーバーハンドでトスを上げたい場合は、アタックラインより後ろからトスを上げなければいけません
5.通常の選手交代の回数は1セット内で1人2回までですが、リベロの交代回数に制限はないため後衛の選手とは何度も入れ替わることができます
リベロはチームの守護神であり、チームの陰の立役者であるため守備からチームを盛り上げたい人、レシーブが得意な人にはピッタリなポジションですよ!
レシーバーに求められる技術とは
レシーバーは主に守備を専門として活躍する選手です
そんな選手に求められることは、レセプション(サーブレシーブ)とディグ(スパイクレシーブ)です
ここではレセプションとディグが上達するためのポイントについて紹介していきます
レセプション・ディグ上達のためのポイント
レセプションを行う際に重要なのは
・ボールの落下点の予測を早くすること
・レシーブの面をセッターにしっかりと向けること
以上のことを意識することで、ボールを横や後ろに逸らしたりすることが少なくなります
特に大切なのは面をセッターに向けることです
普段の練習から意識して行い、試合中では無意識で行えるレベルまでもっていきましょう!
ディグの際に重要なのは
・ボールの下に入ること
・Aキャッチは狙わず、自コート上に上げる意識
勘違いしがちですが、ディグの場合はAキャッチにする必要はありません。
上げることが出来たら上出来、Aキャッチで返ったら尚良しという考え方に変えていきましょう
強烈なスパイクを上げることはとても難しいことなので、ブロックにかかった”ワンタッチボール”や”チャンスボール”をミスなく返すことを意識していくことが大切です
まとめ
今回はレシーブを主な役割にしているレシーバーの役割について紹介しました
高身長の人が有利と言われるバレーボールですが、身長が低い人が活躍できないスポーツではありません
そんな人はレシーバーやリベロといった身長は関係なく活躍できるポジションがあります
レシーブは地味なプレーではなく、会場を一番盛り上げられるプレーであることを知ってもらえると嬉しいです
また、レシーブをする際のポイントについても紹介させていただきました
レシーブにはレセプションとディグの2種類がありますが、それぞれ意識すべきポイントが異なります
レセプションにおいては、”ボールの落下点を素早く予測する”と”面をセッターに向ける”の2つのポイントがあります
ディグにおいては、”ボールの下に入る”と”Aキャッチは狙わず、自コート上に上げる意識”の2つのポイントがあります
普段の練習から上記にポイントを意識して行い、より精度の高いバレーボールを展開していきましょう!
以上になります
この記事を読んで何か抱えている問題や課題解決きっかけとなれば嬉しいです!
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